6.7日に開催された「子供薬草講座」
6日は薬草を採取するということで、天気がとっても心配でした。
小雪が時折ちらつく寒い朝でしたが、子供達は元気いっぱい(#^.^#)

「がんばって採らないと今日と明日のお昼ごはんがないかもしれません」と私が言ったので、「まだ採らんば足りんばい」と言いながら皆すごく真剣です(^^)

ノビル、タンポポ、ハコベ、クコ、ヨモギがたくさん採れましたよ。
早速調理室できれいに洗います。
自然に生えている薬草は土や虫が付いていたり、枯れた葉っぱや他の草が混じってないか見ながら洗っていると、すごく時間がかかります。
ですから今日は調理に時間がかけられないので簡単なご飯を作りました。

我が家の息子と娘も、もちろん参加しています(*_*)

○クコ入り混ぜご飯
○ノビルとミツバ入り鶏団子みそ汁
○28種類薬草茶です。


皆が薬草が入ったご飯を食べてくれるのかドキドキ。
でも「おいしいおいしい」と言ってくれ、おかわりもたくさんしてくれました。
何だか合宿みたいな光景です(^^)

今日はハコベ、ノビル、タンポポを入れたお好み焼きを作りました。
特に男の子は普段包丁を持つ機会があまりないのか、存分に切れることに熱中。

お陰でドロとの馴染みも抜群で今までの薬草お好み焼きの中で一番おいしくできました♪
具は薬草の他に天かすと削り節のみ。山のように薬草を刻んで入れているのですがエグミや苦味などもなく本当においしいんです。
みんな1人4.5枚くらいは食べてくれたようでとっても好評でした。

それからデザートはわらびもちとよもぎ団子の和パフェ。
盛りつけていると、そばにワラワラと皆が寄ってきて、くいいるように見ています(笑)

今回受講してくれた子供達の中に、普段野菜を食べない子と米粒が嫌いな子がいました。
野菜を食べない子は、家ではもちろん、毎日の給食も昼休みがないほど時間をかけて食べたり残したりするとのこと。
薬草は野菜よりも香りや風味が強いので「食べてくれないかな」と思いましたが、見ていると恐る恐る一口食べ「おっ、おいしい」と言ってくれておかわりまでしてくれました。
それから米粒嫌いな男の子も自分専用にパンの弁当を持ってきていましたが「とりあえず食べてみて」と言うと残さず食べてくれました。
“自分で採ってきて料理したものっておいしいんだ”って思ってくれたのが嬉しかったですし、野菜を食べる意味、食べてみようと思う気になってくれた心の変化は成長の証だと思うのです。
そして今回は主人の母や薬草会からIさんとKさん、講座に来てくれたOちゃんのお母さんが手伝いに来てくれました。
皆さんのお陰で怪我などもなく、2日間とも時間内に終わることができました。
本当にサポートのお陰で無事にできたことに感謝しています。
今回は薬草の種類やどれくらい採れるのかもわかりませんでしたので、レシピを作らず量を調整しながら作るという方法でやってみました。
時期的に一番薬草がないと言われていますが、実際は柔らかく質の良いものが意外にあるということを知り、私自身もまた勉強になった講座でした。